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ローラン・フェリエ「スポーツ オート 79」実機画像

Sport Auto 79 top

はじめに、1979年ル・マンへのオマージュあり


ローラン・フェリエ(Laurent Ferrier)は、今年創業15周年を迎え、名作「スポーツ オート」に金無垢モデル「スポーツ オート 79」を発表しました。このモデルの名前は、「79,”つまり1979年」のル・マン24時間レースでの3位表彰台に由来します。これは、ブランド創始者ローラン・フェリエ本人が同レースで勝ち取った栄光の瞬間であり、まさにブランド誕生の礎となりました。

Sport Auto 79 a

シンプルなケース


ケースは「ガレ/ペブル」デザインを踏襲しつつ、クッション型トノー形状に丸みを帯びた輪郭が特徴。直径41.5mm、厚さ12.7mm、120m防水性能を備えています。

  • 素材:5Nレッドゴールド
  • 仕上げ:縦縞サテン+鏡面仕上げの組み合わせ
  • リューズ:ねじ込み式タマネギ型で握りやすく実用性も追求
Sport Auto 79 b

力強いブレスレット


5Nレッドゴールド製3リンク構造の一体型。縦サテン+鏡面面取りの仕上げで統一感あり。重量感はあるが装着しやすく、特製バタフライクラスプで安定した装着感です。

  • 素材:5Nレッドゴールド
  • 仕上げ:縦縞サテン+鏡面仕上げの組み合わせ
Sport Auto 79 c

こだわりのダイヤル


クリーム色のオパリン仕上げダイヤルは、ローズシルバーのガルバニック処理で粉雪のような上品な質感。6時位置にはスネイル加工のスモールセコンド、3時位置には斜めベゼル付きの日付表示。ポイントは「Sport Auto」のトーンオントーン文字です。

  • インデックス:5Nレッドゴールドのドロップシェイプ型、ホワイトスーパールミノバ
  • 針:アセガイ型の時分針とバトン型秒針、いずれも5Nレッドゴールドにホワイトスーパールミノバ
Sport Auto 79 d

まとめ


「スポーツ オート 79」は、1979年ル・マン3位という歴史的栄光と、歴代ローラン・フェリエの美学が凝縮されたモデルです。フルゴールドながら控えめで、完全なスポーツではなく、むしろクラシックをモダンにアップデートした印象。またケース&ブレスレットの完成度は、さすが独立時計師ならではの贅沢さです。

スポーツ オート 79

価格:¥14,773,000(税込)

商品詳細を見る

LAURENT FERRIER / ローラン・フェリエ

ローラン・フェリエは、元レーシングドライバーであるローラン・フェリエ氏自身の、時計への情熱と技術を表現するために立ち上がりました。創業以来、現在数社しか実用化していない、2つのガンギ車が直接テンプ調速するナチュラル脱進機を使用していて、インディペンデントメーカーならではの魅力を持っています。

この記事の監修者

新田 役職: セールススタッフ

二十代は東京で某百貨店の時計売場に勤務。地元に戻り当時珍しかったブライトリング正規販売店のアイアイイスズに惚れ込み入社。以来、数多くの時計を見ております。時計選びに迷ったらお声掛けください!

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