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【LVMH Watch Week 2026新作情報】ブルガリ マグリア ミラネーゼ モネーテ- 古代コインに隠された最先端ウォッチメイキング

LVMH ウォッチウィーク 2026で、ブルガリは時計愛好家とジュエリーコレクター双方の心を震わせる新作を発表しました。

それが「マグリア ミラネーゼ モネーテ」です。

マグリア ミラネーゼ モネーテ

※価格要問い合わせ

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このタイムピースは、1960年代のアイコニックなモネーテコレクションを現代に蘇らせ、ミラノのルネサンス期から受け継がれる伝統技術と、ブルガリの最先端ウォッチメイキングを見事に融合させた傑作です。

 

古代の現代、意匠の融合がもたらす美学

「マグリア ミラネーゼ モネーテ」という名前には、ブルガリの多層的な文化的アイデンティティが凝縮されています。

モネーテ (MONETE) -

イタリア語で「コイン」を意味するこの言葉は、ブルガリの創業者一族であるニコラ・ブルガリが熱心な古代コインコレクターであったことに由来します。

※画像はブルガリ公式ページより引用

1960年代半ばに初めてコレクションとして発表されたモネーテは、古代ギリシャやローマの希少なコインをジュエリーの主役として配し、何千年も前の歴史に新たな生命を吹き込むというブルガリの哲学を体現しています。

今回発表された「マグリア ミラネーゼ モネーテ」には、西暦198年から297年にかけて在位したカラカラ帝の肖像が刻まれた本物の古代コインが配されています。

これは単なる装飾ではなく、古代ローマの栄光がブルガリにもたらし続ける様式的で無限のインスピレーションの象徴なのです。

マグリア ミラネーゼ (Maglia Milanese) -

「マグリア」「ミラネーゼ」はイタリア語で「メッシュ」や「編み目」を意味します。
この名称が指すミラネーゼメッシュは、13世紀のチェーンメイル技術にまで遡る伝統工芸です。

19世紀には時計ブレスレットにも応用され、1950〜60年代に時計界で大流行しました。

あえてピンバックルを採用することで、ジュエリーに傾きすぎない時計らしい姿を体現しています。

 

しなやかさと輝きの完璧な調和

マグリア ミラネーゼ モネーテの最大の魅力は、その視覚的・触覚的な美しさにあります。

ピンクゴールドのミラネーゼメッシュブレスレット

伝統的なミラネーゼメッシュ技術を用いて、ピンクゴールドの細い線材が繊細に編み込まれたブレスレットは、まるで液体のような滑らかさで手首に沿います。

この編み込み構造は、ただ美しいだけでなく、手首の動きに追従する驚異的なしなやかさを生み出します。

ミラネーゼメッシュの特徴は、その密でタイトな編み目にあります。光を受けると、無数の編み目が複雑な陰影を作り出し、見る角度によって表情を変えます。

ピンクゴールドの温かく鮮やかな色調が、この繊細な質感とマッチして、質感、色調、造形美が融合した見事なハーモニーを奏でています。

また、ケースラグから同幅でしなやかにブレスレットが伸び、まるで華やかなカフのような印象もあります。

古代コインモチーフ

ダイヤル部分やデザインのアクセントとして配された古代コインは、カラカラ帝の肖像が刻まれた本物の歴史の証人です。

時を超えて現代に蘇ったこのコインは、ブルガリがローマの伝統を現代的に解釈する能力を如実に示しています。

その周りを繊細なブリリアントカット・ダイヤモンドが美しく縁取る、まさに現代技術との融合。

古代の粗削りな彫刻と、現代の精密なゴールドワークとの対比が、このタイムピースに独特の深みと物語性を与えています。

 

世界最小クラスの圧倒的技術力

外観の華やかさとは対照的に、マグリア ミラネーゼ モネーテの心臓部には、ブルガリの時計製造における卓越した技術力が凝縮されています。

ピコリッシモ BVP100 - 世界最小の丸型機械式キャリバー

このタイムピースに搭載されているのは、自社製の世界最小の丸型機械式キャリバー「ピコリッシモ BVP100」です。その驚異的なスペックは以下の通りです。

  • 直径: 13.50mm
  • 厚さ: わずか2.50mm
  • 振動数:21,600振動/時
  • パワーリザーブ:約30時間

手巻き式を採用することで、所有者はこの世界最小ムーブメントとより深く対話する機会を与えられます。

毎日のリューズ巻きという儀式そのものが、マグリア ミラネーゼ モネーテとの絆を深めてくれるでしょう。

技術と芸術の融合

マグリア ミラネーゼ モネーテはサファイアクリスタルのケースバックを採用し、その驚異のムーブメントをいつでも鑑賞できます。

装飾性と技術性が一つのケースの中で出会うことで、「身に着ける宝飾品」であると同時に「本格的なウォッチ」であるという二重の魅力を備えた、ブルガリらしい一本へと仕上がっています。

 

まとめ - 時を超えた美の結晶

ブルガリ マグリア ミラネーゼ モネーテは、複数の時代、複数の技術が交差する地点に生まれた傑作です。

ニコラ・ブルガリが愛した古代ローマのカラカラ帝のコイン、1960年代のモネーテコレクション、そして2026年の最先端ウォッチメイキング技術。

これらすべてが、ピンクゴールドという貴金属の中で完璧に調和しています。

手首に巻いた瞬間、あなたは単に時間を確認するのではなく、何千年にわたる人類の美と技術の歴史を身にまとうのです。

ブルガリのウォッチメイキングに対する理念を体現したこのタイムピースは、時計とジュエリーの境界を超えた、真の芸術作品と言えるでしょう。

本作は、ブルガリが単一の文化や伝統に留まることなく、常に進化し続けるグローバルなラグジュアリーブランドであることの証明なのです。

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BVLGARI / ブルガリ

1884年にローマに創業したハイジュエラーであるブルガリは、1940年代よりジュエリー・ウォッチコレクションが誕生し、その後腕時計の製造を本格的に開始した1977年、ブランドとして初めてベゼルにロゴをダブルで刻んだウォッチ・コレクション「ブルガリ・ブルガリ」を発表しました。さらに2000年には、ともにハイエンドなマニュファクチュール(自社一貫製造会社)のジェラルド・ジェンタ社、ダニエル・ロート社、そして選りすぐりのサプライヤーも傘下に収め、本格的なコンプリケーションウォッチの自社開発製造にも注力しています。

この記事の監修者

片山 創一朗 役職: 販売スタッフ

沢山の時計やジュエリーに囲まれて、日々楽しくお仕事をさせて頂いております。すべてのお客様に、素敵な商品とラグジュアリーなお買い物の思い出をお届けできるようお手伝いさせていただきます。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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