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皆さんは、IWCの時計と聞いてどんなイメージを持たれますか?
シンプルで飽きのこないデザイン- Simple -
シリーズが豊富- Series -
高級時計- High-class -
伝説の名機- Legend -
などなど、IWCには様々な魅力があります。
ただ一方で、
といったご意見をよくいただきます。
今回は、スイスでも数少ないドイツ語圏に本社を構えるIWCならではの「独自の魅力」について詳しくご紹介させていただきます。
まずは、簡単にIWCについて触れてみましょう。
本社は、スイスとドイツの国境に近い「シャフハウゼン」という街にあります。 このライン川にたたずむ街は、かつて小説家の有島武郎が“静寂古雅の町”と表現し、彼の純愛物語が歴史の逸話として残る、日本にゆかりのある街です。 私も一度だけIWC本社に訪問させて頂いた事がありますが、「水」と「緑」に囲まれたとても美しい街でした。 こういった美しい環境で時計づくりが行われているからこそ、IWCの素晴らしい腕時計が出来上がっているんだなぁと思います。 シャフハウゼンはドイツ国境に近いという事もあり、街の人々が話す言葉はドイツ語、気質もドイツ人に近いそうです。
車もそうですが、ドイツ製品は他のヨーロッパの国々と比較しても「頑丈」であったり「重厚感」があり、比較的故障の少ないイメージがあるのではないかと思います。 そんな環境で制作されるIWCの製品は自然と日本人の感性に近く、受け入れられやすい製品という印象です。
過去に3本ほど、IWCの時計で祖父や、故人の大切な時計を直したいという依頼を受けた事がございます。 日本国内で修理が出来るわけではないので、スイス本国へ輸送して、IWCの工場できちんと修理することになります。 となると、時間もかなりかかりますし、修理費用も国内と比べれば割高になってしまいます。 ただ、そうした時計がきちんと修理され、また動き出す瞬間は、故人の思い出が再度動き出す瞬間でもあり、お客様にとっては特別な瞬間で、私にとっても感慨深いものがありました。
機械式時計は、1つの物をメンテナンスや調整をしながら長く受け継いでいくものです。 しかし、それでも20年から30年程度でパーツストックがなくなるところがほとんどです。 (非常に優れたアフターサービス部門をもつロレックスでも修理の対応年数がおおよそ40年程度と言われております。) 子供や孫に受け継いでいけるレベルまで修理の対応が可能なメーカーは、10社もないのではないでしょうか。 そんな中、IWCは自社で制作した過去の全ての商品に対して修理を施すことが可能なんです。 実際に100万円アンダーの製品で、これほど長く修理対応が可能なメゾンは、他に無いと思います。 年月をかけて積み重ねてきたバックボーンがあるからこその素晴らしいサービスは、どこでも受けられるものではないのです。
1868年の創業以来製造されたどんな時代の時計にも対応しています。 また、IWCでは、どんなに詳細な情報でも確認できるように、1885年以降市場に送り出された全製品についての詳細な記録を保管しています。 修理部門の中心部には部品倉庫があります。ここでは、膨大な量の部品が細心の注意を払って整理、保管されています。 IWC の時計が世代を超えて受け継がれ、愛され続けることを考えると、オリジナルのスペアパーツの保存は非常に重要です。 時計の使用方法や使用環境により、サービスが必要となる間隔が大きく異なる点にご注意ください。それでは、ここからはそんな素晴らしいIWCのラインナップをご紹介していきます。 IWCのコレクションは大きく分けて、6つのラインナップになります。 その中に更に、エレガントライン、スポーティーライン二つのラインがあります。 エレガントラインはポルトギーゼとポートフィノ、ダ・ヴィンチ。 スポーティーラインはパイロットウォッチ、アクアタイマー、インヂュニアと分かりやすい構成になっています。 既に見たいコレクションがお決まりの方は、それぞれのバナーより、コレクション紹介をご覧ください。 そしてIWCの凄い点は、全てのシリーズで積み重ねてきた歴史や物語があり、またその中には「伝説の名機」と言われる逸品も存在します。 全てに魅力がありますので、どれを選ぶか悩んでしまう方も多いんじゃないかと思います。 そんな方は、私と一緒に全部見ていきましょう(笑) それでは、ここから各シリーズごとに詳しくご紹介させていただきます。引用元: メーカー公式サイトより
パイロット・ウォッチ
| ブライトリングのナビタイマー | 航空用の回転計算尺を初めて装備し、AOPA(世界パイロット協会)認定の公式時計に採用された |
| ブレゲのタイプXX(トゥエンティ) | 1960年にフランスの海軍航空隊に納品された |
| カルティエのサントス | 1904年、ブラジルの富豪であり飛行家のアルベルト・サントス=デュモンの依頼によって試作された |
| IWCのマークシリーズ | 1930年代~40年代にかけて、世界で初めて軍用に開発されたパイロットウォッチ |
これぞ軍用パイロットウォッチのパイオニア。 1930年代~40年代に開発された軍用パイロットウォッチのデザインを世襲したこちらのコレクション。 現在でも、クラシックなパイロットウォッチの特徴であるコックピットデザインを受け継いでいます。 プロユースの為に開発された時計にとって一番大切なものはなんでしょうか? それは極限下の環境に対応する“機能性”なんです。 IWCの技術は現在のモデルにもしっかりと受け継がれています。
軟鉄製のインナーケース
(コックピット内の強力な電磁場からムーブメントを守る)
アラビア数字
(極限下でもっとも時間を判別しやすい視認性の高さ)
ドーム型の風防
(軍用パイロットウォッチの味わいを醸し出す)

ギア(道具)として完成された「シンプルで無骨な美しさ」なんです。 何かを真似たものではなく、極限まで機能性を高めた“パイオニア メーカー”だからこそ持つ、 「軍用パイロットウォッチ」のシンプルで理にかなった美しさが「クラシック シリーズ」にはあります。




コレクションの名前であり、映画の舞台にもなったアメリカ海軍の戦闘機搭乗員養成機関であるNFWS(通称TOP GUN)へのオマージュモデルです。 このコレクションの特徴は、「セラミックケース」になります。 トップガンのモデルでは、エリートパイロット達が行う極限の負荷(主に重力:G)に耐えられるよう、 キズが付きにくく耐久性、腐食性に優れた素材であるセラミックを採用したのはもちろん、 基本となるブラックセラミックは太陽光の反射を防止し、パイロットの視認性を確実に確保することも可能となります。 機能性とデザインが上手くマッチし、かつ素材の持つ独特な高級感を、見る人に感じさせてくれる優れた1本です。 トップガンの商品ラインは、こちらになります。
イギリスの歴史を変え、「救国の英雄」とも言われる第二次大戦時の戦闘機「スピットファイア」へのオマージュモデル。 スピットファイアは航空機開発史上、最も洗練された戦闘機のひとつと評価されております。 英国空軍 (RAF)の依頼を受け、1948年に開発されたIWC歴代の名機の1つ「マーク11」のデザインを色濃く受け継いでいるのが「スピットファイア」です。 特におススメは布製ストラップモデル。

こちらのカラーは「スピットファイア」の機体からインスパイアされています。 IWCのスピリットとも呼べる名機「マークⅪ」のイメージにも近く、そこに古い戦闘機の持つ変わらない美しさをスパイスとした極上のパイロットウォッチなんです。
フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説名「星の王子さま」をモチーフとしたモデル。 この小説が持つ幻想的な世界観をミッドナイトブルーの文字盤で表現しております。 光の加減でブルーの濃さが変わる文字盤がもつ美しさは、このコレクションの魅力ですね。
アイコンでもあるタバコブラウンの文字盤が印象的な「アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ」 前述のフランスを代表する偉大な飛行家・小説家に捧げる、トリビュートモデルです。 裏蓋には、生涯最後の搭乗機となったP-38の機影が刻印されています。
ポルトギーゼ
こちらの時計の一番の魅力は、やはりそのデザイン。 とにかく「シンプルで上品」。 ファッションにおいても、TPOの幅が広く、 ビジネスでのフォーマルシーンは勿論、デイリーユースとしてもきらりと光る完成された時計だと思います。 またIWCの価値も年々上昇し、昔からの時計ファン以外にも高級時計としての認知が凄く高まっていると思います。 「ポルトギーゼ・クロノグラフ」はこちら。
1930年代の終わりに、2人のポルトガル商人がIWCを訪れました。 用件は、当時としては最高峰であったマリンクロノメーターと等しい精度の時計を制作して欲しいとの依頼。 このとき、腕時計はまだまだ創成期の段階でした。 高い精度を求める場合には、旧来からあり信頼性の高い「懐中時計用のムーブメント」を使用することが多く、 このポルトギーゼもポケットウォッチ用のムーブメント(Cal.74)を搭載。 その結果、当時としては非常に大きい42mmというケース径になったのです。 今現在の「ポルトギーゼ・クロノグラフ」は41mmなので、オリジナルとほぼ同じDNAを持っていることになりますね。 次に特筆すべき点は、高い精度をしっかり伝えるため「視認性」にこだわったデザインであること。 この時計のデザインで中心になるのは「ダイアル(文字盤)」です。
そこを強調する為に生まれたプロダクトこそが、この時計ならではの美しさを作り上げます。 「ベゼル」や「リューズ」、「プッシャー」は強調するのではなく、あくまで控えめに設計されており、正面から見た際、ダイアルに全ての視線が集まるよう計算されております。 ダイアル(文字盤)部で注目すべきは、アップライトのアラビア数字ではないでしょうか。
見てもらうと分かるんですが、12と6の数字が欠けているんですよね。 そもそも数字がなくてもここは問題なく分かる場所だと思うんですが、あえて半分残している(笑) 12と6が全くないデザインよりも、半分欠けたこの方が、絶妙なバランスを醸し出している気がするんです。 そしてその状況を作り上げた縦に並ぶ2カウンター。 現在のクロノグラフ(時計+ストップウォッチがついたモデル)は、やはり3カウンターのモデルが多く、2カウンターは正直多くはないです。 しかも縦に並べたカウンターはシンプルですが、この時計の大きな個性になっております。 さて、ここからは「ポルトギーゼ・クロノグラフ」以外の商品をご紹介していきます。




ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー
ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 42
ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー
ポルトギーゼ・ミニッツ・リピーター
ポルトギーゼ・トゥールビヨン・レトログラード・クロノグラフ
ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー・トゥールビヨン
ポルトギーゼ・トゥールビヨン・ミステール・レトログラード
ポルトギーゼ・グランド・コンプリケーション
ポルトギーゼ・シデラーレ・スカフージア
ポートフィノ
価格帯から見るとエントリーライン的な位置づけながら、落ち着いた佇まいで「洗練された美しさ」を表現しています。 時計好きの間でも、ドレスウォッチとしての評価はかなり高い時計です。
ビジネスカジュアルでもカッコいい!
シンプルながらアップライトのインデックスはやはり良いですね。 視認性も上がりますし、クラシカルで高級感もアップします。 こういう無駄のないデザインは、特にIWCのストーリーが伝わりやすいのではないかと思います。 ポートフィノの物語は、1970年代後半に始まります。 この時代はクォーツ時計や大胆なデザインの製品が多い時期になります。 そんな時代でも、伝統的なクラシックでシンプルな時計を求める声は少なからずありました。 そうした声にこたえる形で、IWCは1984年にポートフィノのファーストモデルを発表します。
こちらの時計は、IWCが過去に制作した懐中時計「レピーヌ」をベースにデザインされております。 だからこそ、このクラシカルな美しさが生まれたんだろうなと思います。








ダ・ヴィンチの名を、時計業界で一躍有名にさせた革新的なモデルです。
4桁の西暦表示は「ダ・ヴィンチ」の代名詞でもあり、 動き続ける限り、常に「〇年〇月〇日〇曜日〇時〇分〇秒」という“今この瞬間”を表示し続けます。
[char no="11" char="shop_staff"]※再度言います。未来は分かりませんが、ここに男のロマンを感じてください(笑)[/char] また、西暦表示以外にも、複雑機構をコンパクトにモジュール化しリューズのみで全ての調整を可能にしたりと、革新的なアイディアで世界を驚かせました。 ダ・ヴィンチの開発には、IWCの歴代の技術者の中でも1,2を争う実力の「クルト・クラウス」氏が関わられております。
時計業界に大きな影響を与えた技術者の一人です。 ちなみに過去には、我々アイアイイスズの店舗にもご訪問頂き、 我々のお店を「素晴らしい」と評価頂き、「私(クラウス氏)が顧客なら、この店で時計を買いたい。」とまで、おっしゃって頂きました。
また、実際に私共のお客様に対して、製品プレゼンテーションを行って頂いたり、カスタマーとリラックスした歓談をして下さったりと、 我々にとっても光栄で、かつ思い出深い技術者のお一人です。 それではここからはラインナップ別にご紹介していきます。 まずは、シンプルなモデルからです。




機能性を最大限に高めて名声を得た「ポルシェ・デザイン・オーシャン 2000」から、アクアタイマーへと進化しています。 インヂュニアでも思いましたが、昔と違ってオーバースペックなプロユースモデルとしての位置づけから、 よりデイリーユースでの使いやすさやシンプルで飽きのこないスポーツ・ラグジュアリーな時計へと進化しております。 1990年代にはそのカテゴリーの覇者として君臨していたモデルですので、 せめてワンアイテムでもシンボリックなモデルを継続出来たら嬉しいなと、いち時計ファンとしては思ってしまいます。 ただ、この変化は時代の流れから行われたものなので、今後もIWCは「新たな進化」へと挑戦し続けるのでしょうね。 それは、決してプロユースへの挑戦という形ではないかもしれませんが、様々な社会貢献に賛同し、取り組み続けるIWCならではの進化となるのではないでしょうか。

このように、様々な才能溢れる人々によって今のIWCが築き上げられているのです。

この記事の監修者
山本 公一郎
資格: CWCウォッチコーディネーター 資格認定者
役職: EYE EYE ISUZU G-Time店長
大学を卒業後、外資系製薬会社MRを経て、アイアイイスズに入社。20年以上のキャリアを持ち、スイスの高級機械式時計からG-SHOCKまで、腕時計に関する幅広い見識を持つ。2019年より日本初となる、「ガーミンウォッチサロン」を同店舗内にてスタート。時計専門家の視点から、スマートウォッチについても的確なアドバイスを行い、今に至る。
アイアイイスズ 本店
〒761-8075 香川県高松市多肥下町1523-1
TEL:087-864-5225
11:00 ~ 19:30
定休日:水曜日(祝日を除く)
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