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【レビュー】オメガ スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号

オメガ スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号は、人類史上最も有名なミッションのひとつに敬意を表した魅力的なタイムピースです。

アポロ8号の打ち上げ50周年を記念し、2018年に発表されました。



1968年12月21日に打ち上げられたアポロ8号は、地球の軌道を離れ、月を周回して無事に帰還した最初の有人ミッションでした。

この偉大な功績は月面着陸の基礎となり、月の地平線から昇る地球を捉えた象徴的な写真「地球の出」は人類が初めて目にした地球の姿でした。

偶然撮られたこの写真は誰もが一度は見たことのある有名なものとなっています。




アポロ8号のミッションには、フランク・ボーマン宇宙飛行士が指揮を執り、ジェームズ・ラヴェルとウィリアム・アンダースが搭乗しました。

課された使命は地球から月までの約38万kmを往復。

当時ほとんど不可能とされていた偉業を成し遂げ、その大胆な探検は、私たちの住む地球とそれを取り巻く広大な宇宙に対する私たちの見方を永遠に変えることになったのです。



スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号は、この歴史的な冒険を先進の素材と技術を取り入れた印象的なデザインで表現しています。

ケースは削り出しのブラックセラミック製。

この時計に「ダークサイド オブ ザ ムーン」の名を冠しているだけでなく、極めて高い耐傷性とステルス性のある洗練された外観を実現しています。



時計の内部にはキャリバー1861を進化させた手巻きクロノグラフムーブメント、キャリバー1869を搭載。

キャリバー1861はスピードマスターシリーズで数十年にわたって使用されてきた著名なムーブメントです。

NASAの宇宙飛行士がアポロ計画やジェミニ計画など数々の有人飛行計画で着用したオリジナルのスピードマスターに搭載された伝説的なキャリバー321の直系にあたります。





このキャリバー1869はレーザー加工を施して立体的な月面を表現しています。

文字盤側はライトグレー、裏蓋側はダークグレーのカラーリングになっていたりと、アポロ8号のミッションにふさわしいオマージュを添えています。

特にこのキャリバー1869はダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号のためだけに作られたムーブメントというのも大きなポイントです。





スピードマスターの歴史は、1957年にスポーツ レーシング クロノグラフとして発表されたことに遡ります。

しかし、この時計が "ムーンウォッチ "として象徴的な地位を獲得したのは、1965年のことでした。

NASAによる厳しいテストの結果、スピードマスターは有人宇宙計画の公式時計に選ばれ、1969年のアポロ11号着陸時に月面で着用した最初の時計となりました。

以来、今日に至るまで宇宙に旅立つ宇宙飛行士の腕には必ず携行されています。



スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号は、スピードマスターシリーズの豊かな歴史とアポロ8号の畏敬の念に満ちたストーリーをシームレスに融合させています。

ブラックセラミック製のケース、専用ムーブメントの複雑な装飾、そして人類初の月への冒険との関連性を体現したこのモデルは、オフィスや自宅など、地上に居ながらも月を身近に感じることができるタイムピースです。




オメガ
スピードマスター ムーンウォッチ クロノグラフ 44.25MM "ダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号"
品番 : 311.92.44.30.01.001
価格 ¥1,441,000(税込)




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