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Cartier / カルティエ その品性唯一無二 ルイ・カルティエが愛した -タンク-



皆様、こんにちは。

記事を作成している今はゴールデンウィーク真っ只中。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

アイアイイスズもお陰様で多くのお客様にご来店を頂きまして、皆様の楽しい話をお聞きしながら少しずつ世の中が以前の姿に戻ってきているのかなと考えたりしています。



さて、姿といえば時計ブランドの中では登場以降もほとんどデザインや形の変わっていないアイコン的な、アーカイブ的なモデルが存在します。

皆様はどんなモデルを想像されますか。

様々なモデルが思い浮かびますね。



では、スクエア型、四角の時計といえば?の問いではどうでしょうか。

恐らくある程度絞られてくるのではないでしょうか。

その中でも、カルティエのアイコン的なウォッチ、タンクを想像される方も多いのでは。



元はジュエラーとして誕生したカルティエブランド、その実力たるや時のイギリス国王、エドワード7世(Edward VII)に「宝石商の王(King of jewelers)」と言わしめたほど。

ジュエラーとしてのイメージが強い半面、時計の歴史においてもカルティエは大きな功績を残しています。



カルティエの腕時計の歴史に関してはまたどこかの機会でしっかりとお伝えできたらと思います。



さてブランドのアイコニック的存在のタンクですが、誕生したのは今から100年以上前のこと。

第一次世界大戦時に戦車のキャタピラからインスピレーションを得た、現代の腕時計の原型とも言えるモデルといったエピソードは余りにも有名なところ。

ヒストリーやバックボーンがしっかりある。といったところはタンクがカルティエのアイコニックウオッチであり、角型時計の代表モデルたる所以。

その後もタンクフランセーズ、タンクアメリカン等多くの人気モデルが誕生しました。



今回の記事ではそんなタンクラインナップの中でも他のモデルとは一線を画す、タンク ルイ カルティエについてご紹介です。



まずルイ カルティエとはカルティエの3代目、ルイ・カルティエのことを指します。

カリスマ経営者として名高い彼は、時計製造に関しても並々ならぬ情熱を持っていました。

彼無くしてタンク、サントス、パシャ等今なお人気のラインナップは存在していません。



そんな彼が愛した時計こそがタンク ルイ カルティエ ウォッチ。

カルティエHPには次のような説明があります。



ルイ・カルティエ自ら愛用した“タンク ルイ カルティエ”は、“タンク” シリーズの原点です。

レクタンギュラーのフォルム、大胆なライン、丸みを帯びたアタッチメントの角。

ルイ・カルティエが取り入れたモダンなディテールは、後にアールデコと呼ばれる様式の先駆けとなりました。



では他のタンクモデルとは一体何が違うのか。

WGTA0067をベースに少しご紹介していきたいと思います。
タンク ルイ カルティエ ウォッチ
WGTA0067
価格:¥1,663,200(税込)


時計サイズ:LM(33.7mm x 25.5mm 厚さ 6.3mm)
防水性能:日常生活防水
駆動方式:
クォーツムーブメント。
ケース:イエローゴールド、パール状の飾り付きリューズにサファイア1個。
文字盤:グレイン仕上げシルバーダイアル、ブルースティール製剣型針
ベルト:ダークグレー アリゲーターストラップ
バックル:イエローゴールド


①ケース素材

まずルイカルティエのラインナップにはケース素材がステンレススチールのものは存在しません。

基本的には金無垢素材を採用しています。

タンクの持つ圧倒的な個性に、エレガンスと品性をもたらします。

タンクと比べると少し丸みを帯びたデザインも特徴の一つですね。

またアールデコスタイルを継承したケースデザインは現在においても全く見劣りすることがなく、金無垢素材を採用することによってよりクラシックな印象に。

最近では金の資産的価値の高騰により金無垢素材の腕時計の注目度も大きく上がってきています。

高額な買い物の際には資産価値やリセール等も気にある部分ではありますが、今回の記事では如何にこのモデルがデザインとして美しいかが伝わればいいなと思っています。





②リューズの形状、と素材

ルイカルティエではリューズ素材にサファイアを採用。

ステンレススチールモデルなどではスピネルを採用していますが、リューズ部分はよりエレガントなサファイアを使っています。

タンクシリーズのリューズデザインは戦車の砲弾からインスピレーションを得たと言われていますが、タンクソロのリューズは少し丸みを帯びているのに対してルイカルティエではすこし先端が尖ったようなデザイン。

全体のバランスをキュッと引き締めるとともに、カルティエのジュエリーの魅力を存分に楽しむことができます。







今回ご紹介のWGTA0067はイエローゴールドのケースカラーとダークグレーのアリゲーターのストラップの組み合わせがかなり秀逸です。

イエローゴールドといえば少し華やかな印象ですが、こちらのモデルに関しては華やかというよりは知性すらも感じさせますし、とてもクールな印象。

シャツの腕元からサラリと見えた時には思わず3度見してしまいそうな、そんな何ともいえない大人の魅力があります。

何かブログのネタを探していた時に思わず手にとって、これだ!と思った次第です。

現在アイアイイスズでは5/7日までゴールドコレクションフェアを開催中です。

ワンランク上のタンク。是非その魅力を店頭でご覧ください。







*因みに、文字盤のインデックスのどこかにカルティエのロゴが隠れているので探してみてくださいね。




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