原点とは単に発祥の地を指すだけではありません。それは自分が元々いた場所に対する思いや安心感などさまざまな気持ちと密接にかかわるものです。モリッツ・グロスマンにとっての原点はグラスヒュッテ、ドイツにおける時計作りの故郷です。
19世紀半ばにモリッツ・グロスマンの先見の明に満ちた発想を育んだのはこのグラスヒュッテでした。そして彼の信念は私たちの時計作りの核として受け継がれています。
マニュファクチュールとは製造法だけでなく企業理念をも示すものです。グロスマンではテンプから針にいたるほとんどの時計部品を細部まで人の手で作っています。
針が1時50分を指すいわゆる「スマイリング・トゥー」は、シンボルであるだけでなく個性も表します。モリッツ・グロスマンは「新しい時代の原点」です。