刀の「鐔」（つば）をモチーフに制作された最新作、MR-G世界限定モデルが登場しました！

MR-G MRG-B2000シリーズ
鐵鐔（くろがねつば）

MRG-B2000KT-3AJR

価格：¥935,000（税込）

世界限定800本
シリアルナンバー入り
※シリアルナンバーを指定してのオーダーはお受けいたしかねます
縦：49.8mm
横：54.7mm
駆動方式：ソーラー
フル充電時からソーラー発電無しの状態での駆動時間：
(機能使用の場合) 約5ヵ月
(パワーセービング状態の場合) 約26ヵ月

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高級感のあるウォッチコレクションボックスはG-SHOCKファン垂涎のディスプレイケース。
バンドタイプモデルを縦に4本格納できます。インテリアとして飾っても◎

※数量限定です。無くなり次第終了となります
※時計は付属いたしません

新たな限定モデルのモチーフ製作には、以前にも「衝撃丸・皚（しょうげきまる・がい）」などを手掛けた「現代の名工」とも評される彫金師・小林正雄氏が抜擢されました。

G-SHOCK最高峰の称号MR-Gの名を持つ40周年限定版『衝撃丸 -皚-』遂に降臨！

2023.10.23(Mon)

強く、潔い武士の信念を純白の装いで表現。匠の技を活かした特別仕様モデル[…]

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あの歴史的建造物の中尊寺金色堂にある、
須弥壇（しゅみだん）を飾る「黄金の孔雀」の超細密な紋様を見事に再現されたこともあります。

彫金師としてその道一筋60年。
2018年には黄綬褒章（おうじゅほうしょう）を受章した当代きっての彫金師です。

今回の作品は、小林正雄氏が制作した刀の「鐔（つば）」をモチーフとして、MR-Gの「美しき強さ」を表現しています。

「鐔」（つば）は日本刀の刀身との間にある金属板で、柄を握る手を守る機能を持つと同時に、さまざまな装飾を施こすことで美術的な価値も高いという特徴を持っています。

私がいつも思うCASIOの凄いところは、先ずベースとなるモチーフ（鐔）を作ってもらうことから始めている事にあります。
デザイン画ではない実物を職人に依頼し、本物からプロダクションを進めていくスタンスを尊敬しています。

最近の若年層の方でもアニメや漫画等で鐔を身近に感じた事があると思います。
例を挙げると『鬼滅の刃』では煉獄杏寿郎の鐔を炭治郎が受け継いだ場面があり、歴史に疎い方でも「つば」の存在を感じることがあったのではないでしょうか。

今回は本来刀の鐔に施す肉合彫り（ししあいぼり）という技法を用いています。
MR-Gのベゼルを鐔に見立て、そこに小林正雄氏による「鳳凰」の彫金が施されています｡

鳳凰は平和と繁栄の瑞兆とされ、武具の意匠にも用いられることが多く、また再生と変化の象徴ともされているところから採用されています。

この肉合彫り（ししあいぼり）は深く彫り出すことで浮き出たような立体感が増し、より重厚感あふれる造形となります。
実物を目の前にしたとき前作とは「違う職人が彫ったのでは？」と思われる方も少なくはないでしょう。私としてはこちらの技法の方が推しです。



また、今作のベースとなった【MRG-B2000】シリーズですが実は少しベゼルが特別仕様となっております。

「鳳凰」の彫りをより大きく見せるために今までカットされていたスイッチ部分の切込みが無くなりベゼル面積が広くなった分、鳳凰彫りの表現力が高まっています。

ベゼルの色は、戦国時代の大鎧（甲冑）に使われていた鉄を高温で焼いた時に現れる青緑色「鐵色（くろがねいろ）」を、深層硬化処理を施したチタンにグリーンDLCをコーティングして表現しています。

さらに、身に着ける人に精神的な強さを与えると言われているエメラルド（Labo）を、カラーを揃えベゼルのビス4箇所に贅沢にセットしています。その輝きは、さらなる高級感を表現し奥ゆかしい翠玉色は、重厚感の中に華やかさを与えてくれます。

ケースの模様は、刃文に見られる沸（にえ）のイメージを、チタン再結晶化処理することにより生まれる独特の模様で表現しています。

これに加えて、日本らしい深みのある色彩を作り出すブラウンAIPを採用し施されました。

また、リューズとボタンには、堅牢性、操作性を両立した構造「クラッドガード」を採用しています。

頑丈なケースにふさわしいダークグリーンカラーのデュラソフトラバーバンドは、変色・汚れ・経年劣化に強く、柔らかく肌触りのよい質感で、アクティブなシーンでもストレスなく装着できます。

チタン製の中留も、ケース同様に深層硬化処理とブラウンAIPを施し、さらなる堅牢性を実現しています。

G-SHOCKの専門用語について解説

① よく聞く『深層硬化処理』とは？

チタン素材を酸素と窒素の混合ガスの中で加熱し、素材表層部に20～30μmの硬質膜を生成。
被膜とは異なり素材自体を硬化することで、純チタンに比べ4～5倍の硬度を実現する素敵な加工処理です。

② 表面仕上げの『にえ』ってなに？

刀の刃文を形作る鋼の組織のうち、粒子が粗く見える物を「沸（にえ）」と呼びます。
MR-Gではチタンの再結晶化により見られる模様をこの沸に見立てております。

③ 説明文に出てくる『AIP』ってなんの略？

AIPは、「Azure Information Protection」の略。
さらに分かりやすく言うと「アークイオンプレーティング処理」のことです。

アーク放電のエネルギーによって、金属材料を瞬時に気化させてプラズマ状態にし、皮膜となる元をイオン化させる表面処理技術。一般的なIPコーティングに比べて、高い密着性と硬い皮膜の形成が可能です。

AIPの最たる特徴は、強力なエネルギーで一気に気化させ、均一で美しい皮膜をさまざまな金属の表面に形成できること。

これによって、MR-Gが追求する日本特有の色彩、ひいては豊かなカラーバリエーションの実現を可能としている夢のあるコーティング処理方法になります。

G-SHOCK / ジーショック

ブランド詳細ページ

タフネスという新たな概念を築き上げた腕時計、G-SHOCK。
落としても壊れない腕時計を作るという開発者の熱い信念のもと、精密機器や機械としての常識を覆す無謀とも言える挑戦から始まりました。CASIOの代表的な腕時計であり、どこまでも先を見続ける挑戦的なブランドです。