今の時計業界ではこぞって緑文字盤を採用したモデルが多く発売されています。近年、青文字盤のタイプが時計業界では人気でよく売れておりました。そんな中で新たに登場した緑の文字盤は青文字盤に次ぐトレンドカラーになるのでしょうか!? 今後の動向から目が離せません。クロノオフショア1、グランドオーシャンと並んで今のEDOXを支えているシリーズデルフィン。OOリングを初めて採用することでねじ込み式リューズなしでの200Mの防水を確保し当時話題を呼びました。 今回そんな往年の名作デルフィンからトレンドの緑文字盤のタイプが登場してきました。 実はエドックスの顔でもあるクロノオフショア1シリーズにも緑の文字盤のタイプが存在します。数多く存在するEDOXの時計の中でも緑文字盤のクロノオフショア1は常にセルアウト上位に君臨しています。 新たなデルフィンはそんなEDOXの中核を担うモデルになれるのか!?それではご紹介していきたいと思います。 まずは文字盤からベゼルも文字盤も緑の今回のモデル、丁寧なサンレイ仕上げ(ダイアルに施された細かな彫り加工が、見る角度によって光の反射を変化。)が施された文字盤はダイバーズウォッチの見た目ではありますがどこか上品な雰囲気を醸し出しています。 ベゼルの緑と文字盤の緑との濃さを変えてやることによって派手すぎず地味すぎずで時計が悪目立ちしない良いさじ加減です。 大きめのインデックスと太めの針はダイバーズウォッチとして不可欠な抜群の視認性を確保しています。蓄光機能により夜間での視認性も申し分ありません。 実際に着用してみたイメージがこんな感じです。 腕周り16センチと若干細めの私がつけてこんな感じ。 ラグが手首からはみ出ることもなく丁度良くフィットしてくれました。 さらに特筆するべき点はデルフィンって200m防水のついた防水時計の割には結構薄いんですよね。ジャケットのそでにも引っかからず腕元のおさまりもとてもいいです。ビシネスシーンからファッションまで幅広く使っていただけそうです。 ブレスレットも艶消しの加工と艶有りの加工を交互に施されています。 ブレスレットに使われている素材は316Lステンレススチール。医療用の器具にも使われるほどの金属アレルギーを起こしにくい上質な金属です。 いい時計はやっぱりブレスレットの作りこみもとてもきれいです。駒の1つ1つが小さいので腕にも優しくフィットしてくれます。 サイドから見た時きれいに面取りしており角がたっておらず柔らかな印象に仕上がってます。ベゼルにもしっかり多岐メーターが刻まれており、クロノグラフ機構と合わせてダイバーが残りの酸素量をチェックしたり潜水時間を確認したりと大事な機能。ベゼル外側部分に注目していただきたいのですが若干角ばっているのがお分かりいただけますでしょうか。ダイバーの分厚いグローブの上からでもしっかりベゼル操作ができるようにの作りこみ。 裏ブタにはTHE WATER CHAMPION EDOX DELFINの文字が。 防水時計の歴史に名をのこし技術向上に大きく貢献したデルフィンにふさわしい言葉です。 デルフィンに関しては電池式のモデルです。EDOXの正規店でお時計お買い上げいただくと無料で入会できるEDOXオ―ナーズクラブ。メンテナンス費用が半額になるほか、電池交換に関しては2年以内なら無料で電池交換していただけます。ユーザー様にとってはかなり親切な仕組みです。 ざっくりですが新作デルフィンのデティールを紹介いたしました今時計業界では話題沸騰中の緑文字盤。青文字盤の流行を抑えてトップに躍り出ることはできるのでしょうか。今本当に多くのメーカーから緑文字盤の時計が登場しています。 緑文字盤は圧倒的な個性も大きな特徴だと思います。 腕時計というのは少なからず自分を表現するためのツールだと個人的には思っております。実はデルフィンのシリーズは防水時計の歴史に名を残した名機でありながらも一時期カタログから消えていました。それが満を持して復刻、ただ復活するだけでなくガラスをサファイアにしたりと確実にスペックアップ。 古きを温めて新しきを知る。現代のニーズにあわせて時計も常に進化し続けています。そしてここにきてトレンドカラーを採用。EDOXの常に新しいことに挑戦し続ける姿勢にはいつも驚かされます。今後の新製品にも期待が高まります。EDOXの原点であり最もフレッシュなモデル新型デルフィン。ぜひご検討くださいませ。