アイアイイスズがおすすめする国産高級ウォッチの最新事情

今年も、去る3月31日よりスイス・バーゼルにて世界最大の時計見本市「バーゼルワールド2005」が開催され、世界中の高級ウォッチブランドの最新作が発表された。 アイアイ・イスズからも、取り扱い商品を厳選するために、バイヤーがスイスを訪れた。 その中から、いち早く日本で発売される商品 としてご紹介したいのが、右の「グランドセイコースプリングドライブGMT」である。 この発表されたばかりのモデルをはじめ、セイコーの国産高級ウオッチの最新事情を徹底解剖する。


左/クレドール ノード 4S79メカニカルモデル
¥346,500(税込)

クレドールから昨年発表された「ノード」シリーズの最新モデル。ぜんまいの巻き上げ残量 を扇型で示す「パワーリザーブインジケーター」付きの手巻きモデル。



右/グランドセイコー  スプリングドライブGMT
¥577,500(税込)

今年のバーゼルワールドで話題となったモデルの一つ。セイコー独自の機構「スプリングドライブ」に24時針を装備。(香川県ではアイアイ・イスズのみでの取り扱い)

高精度メカニカルムーブメントに GMT機能を搭載したモデル
\472,500(税込)

マニュファクチュール
時計づくりをムーブメントの設計からおこなう時計ブランドは、世界にもごくわずかしかないが、高品質なヒゲぜんまいを自社グループで研究、開発しているところは、さらに少ない。 SEIKOがこの小さなパーツにこだわる理由は、それが高品質な機械式ムーブメントの安定した精度を決定づける大切な要素だから。20世紀の初頭から腕時計をつくり続けてきたマニュファクチュールSEIKO。その歴史と誇りは、このグランドセイコーの9Sメカニカルシリーズに凝縮されている。

伝統の技と最先端技術の結実
ぜんまいがほどける力を、機械式時計で使われているテンプではなく、水晶振動子で制御する。このアイデアを実現するために必要だったのは、桁違いの加工精度と省エネルギー技術の進化。27年もの歳月をかけて開発された、SEIKO独自の自動巻きスプリングドライブムーブメントは、グランドセイコーのなかで、新しい時間を刻み始めている。

軽量なブライトチタンモデル。 文字板に精緻なGSロゴパターン入り
\504,000(税込)
スプリングドライブの 自動巻きモデル
\472,500(税込)
クラシカルな雰囲気を醸すメカニカル
GMTモデル
\451,500(税込)

左/パワーリザーブ表示付きの 手巻きモデル \346,500(税込)
右/7本の針を持つ多機能 メカニカルモデル \388,500(税込)


厚さ8mmの 18金薄型手巻きモデル
左: \1,470,000
右: \1,365,000(税込)


過美な装飾を削ぎ落とした ミニマリズム
グランドセイコーが、腕時計としての実用性を高い水準で昇華させているのに対して、クレドールは、匠の技を駆使して腕時計としての美しさを追求しているブランドである。 そのデザインは、過美な装飾を削ぎ落とした中に宿る美しさを追求するアート、「ミニマリズム」に通 じる。シンプルなデザインだからこそ、匠の技が生きているのが分かる。 そのクレドールから昨年発表された新シリーズが「ノード」だ。「両極」をコンセプトに、繊細さと大胆さ、柔らかな曲面 とシャープな平面、モダンとクラシックなど、相反する要素を融合させたキレのあるデザインは、ヨーロッパのどの高級ウォッチにもない、洗練された独自の造形美を持っている。 一方、もう一つのシリーズ「パシフィーク」は、クルーザーのハッチをデザインソースに持ち、よりアクティブでスポーティな雰囲気を醸している。写 真(下)の高精度クオーツモデルの他にも、多彩なメカニカルモデルをラインアップ。日本のブランドならではの、ディテールの精緻な作りこみは、ビジネスシーンにもふさわしく、オンオフを問わず着けこなせるモデルである。
6月11日(土)、グランドセイコーのメカ部門の2名を招いてお客さまに機械式時計の奥深いメカニズムを知っていただくセミナーを開催します。13時から16時30分までの間、4回に分けて9Sムーブとスプリングドライブのセミナーを行います。時計の基本的な動きに興味のある方は是非来店して下さい。
原 辰夫(はら たつお)氏
1987年、セイコーエプソン株式会社に入社以来一貫してウォッチの設計を担当。クロノグラフ等の多機能ウオッチ、自動巻発電クオーツの「キネティック」と、当時の基幹キャリバーを手掛けた後、1997年からスプリングドライブの開発プロジェクトに参加する。現在は責任者として、開発の指揮を執っている。
重城 幸一郎 (じゅうじょう こういちろう)氏
1991年、セイコーインスツル株式会社に入社以来一貫してメカニカルウォッチの開発・設計業務に携わり現在に至る。担当した主な製品は、Cal.4S79(クレドール パワーリザーブ)、Cal.6899(クレドール スケルトン)等。1998年に発売されたグランドセイコーCal.9Sは責任者として当初より開発に携わった彼の代表モデルである。