オメガから新しいスピードマスターが発表されました。
搭載されたムーブメントが変更になり、またブレスレットの形状も新しくなっています。
ステンレススティールモデルが4種類、ゴールドモデルが4種類の計8種類が新作として発売される予定です。
スピードマスター プロフェッショナル “ムーンウォッチ” は、オメガを代表するタイムピースのひとつです。
6回の月面着陸プロジェクトすべてに携帯された伝説の「スピードマスター」は、オメガのパイオニアスピリットを受け継いでいます。: via omega
スピードマスター ムーンウォッチ 42MM【2021新作】
品番 : 310.30.42.50.01.002
価格 ¥847,000 (税込)
ポリッシュ仕上げとブラッシュ仕上げのアーチ型リンク5つで一列を構成するブレスレットが付属する、この42 mmのステンレススティール製ムーンウォッチは、フロントとケースバックにサファイアクリスタルガラスが採用されています。スモールセコンドサブダイアル、30分計、12時間計、センタークロノグラフ針を備える、オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー3861を搭載。
スピードマスター ムーンウォッチ 42MM【2021新作】
品番 : 310.32.42.50.01.002
価格 ¥803,000 (税込)
ブラックのレザーストラップが付属する、この42 mmのステンレススティール製ムーンウォッチは、フロントとケースバックにサファイアクリスタルガラスが採用されています。
スピードマスター ムーンウォッチ 42MM【2021新作】
品番 : 310.30.42.50.01.001
価格 ¥737,000 (税込)
この「スピードマスター プロフェッショナル “ムーンウォッチ” 」は、ブラックのダイアルに、ヘサライトクリスタルガラス、スモールセコンドダイアル、30分積算計、12時間積算計、中央のクロノグラフ針が特徴です。タキメータースケールが付属したブラックのベゼルは、同系色のブレスレットが付いた、直径42mmのステンレススティール製ケースに取り付けられています。
スピードマスター ムーンウォッチ 42MM【2021新作】
品番 : 310.32.42.50.01.001
価格 ¥704,000 (税込)
ナイロンファブリック製のストラップが付属する、この42 mmのステンレススティール製ムーンウォッチは、フロントにヘサライトクリスタルガラスを採用し、ケースバックにはシーホースのメダリオンが刻印されています。スモールセコンドサブダイアル、30分計、12時間計、センタークロノグラフ針を備える、オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー3861を搭載。
スピードマスター ムーンウォッチ 42MM【2021新作】
品番 : 310.60.42.50.01.001
¥4,114,000 (税込)
スピードマスター ムーンウォッチ 42MM【2021新作】
品番 : 310.63.42.50.01.001
¥2,904,000 (税込)
スピードマスター ムーンウォッチ 42MM【2021新作】
品番 : 310.60.42.50.02.001
¥5,346,000 (税込)
スピードマスター ムーンウォッチ 42MM【2021新作】
品番 : 310.63.42.50.02.001
¥3,586,000 (税込)
さて、今回のモデルチェンジにおける細かい変更点はこちら。
左側が新モデル、右側が現行モデルとなります。
- ムーブメントがCal.1861からコーアクシャル化したCal.3861へ変更。
- 全体的なデザインは現行モデル(7th)から以前の4thモデルへ回帰。
- ブレスレットはコマが小さくなり、またバックルへ向けて幅細になるデザインへ変更。
- バックルは15mm幅へ変更。
- ベゼルにあるタキメータースケールの70のドット位置が変更。
- オメガロゴが旧型へ変更。印字ではなく植字へ。
- 文字盤は淵へ向かって段差のあるステップダイヤルへ変更。
- 文字盤上の秒目盛りが5刻みから3刻みへ変更。
- 長針とクロノグラフ秒針は先端がカーブしたものへ変更。
- 定価が新価格へ変更。
と、こんな具合に細かく挙げればとても多いのですが、全体的な印象は大きく変わっておらず、スピードマスターファンも納得の進化となっています。
特にムーブメントの変更は大きく、昨年書いた記事にもあった通り超耐磁性と高精度を実現したコーアクシャル化されました。
執筆時点ではCaliber.1861(1863)の生産終了を2020年の春頃に発表すると聞いていたのですが、いろいろあり結局は新型スピードマスターの発表という形を取ったのだと思います。
とは言え、昨年2020年の11月か12月頃にはCal.1861を搭載したスピードマスター ムーンウォッチ ”ファースト オメガ イン スペース”(ref.311.32.40.30.01.001)もメーカーへ注文出来なくなっていたので、新作発表が近いことを薄々気づいていたオメガ正規取扱店の方もいらっしゃったんじゃないでしょうか。
【入荷案内】オメガ スピードマスター ムーンウォッチ ファースト オメガ イン スペース ref.311.32.40.30.01.001
新しいスピードマスターの販売時期ですが、
オメガブティックでは一足早く2021年1月16日より新型スピードマスターが発売される予定になっています。
*時計専門店では4月発売の予定
スピードマスターが今の価格帯で購入できるのもあと僅かと思いますので、気になる方はまたお気軽にお問い合わせください。
スピードマスター年表
年 | 変更点 | 上:品番 下:ムーブメント |
1957年 | 記念すべき1stモデル 針はブロードアロー型 ベゼル39mm ケース40mm |
CK2915 Cal.321 |
1959年 | 2stモデル 針はアルファ型に変更 ベゼル40mm ケース40mm |
CK2998 Cal.321 |
1962年 | 3stモデル 針はバトン型に変更 |
ST105.003 Cal.321 |
1964年 |
4stモデル NASAの要望を受けリューズガード付きのケースへ変更 文字盤に”Professional”の表記が始まる ベゼル40mm 以降変更なし ケース42mm 以降変更なし |
ST105.012 Cal.321 |
1969年 | 5thモデル ムーブメント変更 人類初の月面到着 オメガロゴが転写式に変更 |
145.022 Cal.861 |
1970年 | 裏蓋に”THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON”の刻印が入る | 145.022 Cal.861 |
1997年 | 6thモデル ムーブメント変更 裏スケルトンのスピードマスター発売 |
3570.50 Cal.1861 |
2014年 | 7thモデル ブレスレット変更 |
311.30.42.30.01.005 Cal.1861 |
2021年 | 8thモデル発表 | ←いまここ 310.30.42.50.01.002 Cal.1861 |
こちらの表はお店にあった資料や他のものと合わせて作りましたので、少々間違っているかも知れません。
間違いがあればまた教えてください。
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