オメガの有名ムーブメントが生産終了するかも知れません、という話


オメガの手巻きスピードマスターに搭載しているムーブメント、キャリバー1861(1863)が生産終了になります。
という話が現実味を帯びてきました。

搭載しているモデルはこちらとコチラ。

そう、皆さんご存知のこの2型です。

というのも、先日参加したオメガ グランドアンバサダーセミナーの最終日の夜にそんな話が飛び出しまして。

そりゃもうその場にいた6人くらいがMMRばりの

—————————–
ΩΩΩ<な、なんだってー!?
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ですよ。

このキャリバー1861を搭載したスピードマスターは1996年に製造された第6世代から使用されている本当に息の長い名ムーブメントです。
*その元となるキャリバー861は1968年製造

 

スピードマスターは1960年代中頃から今日に至るまでの50年以上、ケースの形やサイズ、文字盤のデザイン、そしてムーブメントまで、ほとんど変えることなく製造されている唯一の時計です。

 

さて、簡単に年表を見てみましょう。

>>長くなるのでこちらに記載

 

現在オメガに搭載してある手巻きクロノグラフムーブメントは、
・Caliber.1861,1863
・Caliber.1869
・Caliber.3861
・Caliber.321←NEW (復活)
と、現在5種類ございますね。

しかも全てスピードマスターに搭載しているもんだから先日も
「手巻きムーブの数が多くなりましたね」
「ちょっと数が多いのでどれかが無くなるかも知れませんね」
と話していたところなんです。

ま さ か 現実になるとは思いませんでした。

 

時計誌クロノスでも、”Caliber.321を復刻させるにあたって製造場所をロリエントからビエンヌに移動させたので、今後の供給はどうなるのだろう”、的な文章がありましたが、このままいけばCaliber.1861(1863)は本当に見られなくなってしまいますね。

さて、先ほどの2つのモデルについて簡単に説明しますと、

左のref.311.30.42.30.01.005はムーンウォッチの二つ名の通り、宇宙空間での使用を考えてガラスがヘサライトというアクリルで出来ています。

月に行ったスピードマスターは全てヘサライトを採用、というだけでこのモデルの魅力が増してきますね。

さらにこのモデルの裏蓋には
「FLIGHT-QUALIFIED BY NASA FOR ALL MANNED SPACE MISSIONS」、
“NASAによる全ての有人宇宙計画での飛行資格を取得”と書いてあります。

時計は星の数ほどあるけど、そんなこと書いてあるのはこのスピードマスターだけ!そしてムーブメントはキャリバー1861。熱い!

 

右のref.311.30.42.30.01.006はガラス部分を傷に強いサファイヤクリスタルに変更して、かつ裏からは名機キャリバー1863がいつでも見られるようになっています。時計好きの心をくすぐる仕様ですね。

こちらの裏蓋には
「THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON」、
“月面で初めて着用された時計”とあります。

薄型手巻きクロノグラフの動きが見られるなんて!無駄にクロノグラフ作動させたい!という衝動に駆られます。

ちなみにキャリバー1861と1863の違いはパーツの色です。
色だけ。

そんな1861(1863)が生産終了するやら何やらという言う話が出た当夜は深かったので、いつ無くなるのかとかは聞けずじまいでしたが、遅かれ早かれ今年中にはアナウンスがあると思います。

 

どちらにせよCaliber.1861(1863)が生産終了になると、慣れ親しんだの手巻きスピードマスターが無くなるということですね。

後継機はおそらくマスタークロノメーターの超耐磁ムーブCaliber.3861を搭載して販売されると思うので値段は上がりそう。

そもそもキャリバー1861を搭載して税別55万というのが破格でもありますし。

スピードマスターは1960年代中頃から今日に至るまでの50年以上、ケースの形やサイズ、文字盤のデザイン、そしてムーブメントまで、ほとんど変えることなく製造されている唯一の時計です。

たくさん有名な時計もありますが、このスピードマスターが偉大なのは私たちが時計を好きになった頃にはもう、今あるスピードマスターが存在したと言うことです。

『スピードマスター プロフェッショナル』と言えば時計雑誌やウェブで有名クロノグラフと言えば必ず出てくるし、そもそも売れ筋ですし、持っている時計スタッフも多い本当に良い時計です。

今年、大きな転換期を迎えるであろうスピードマスター プロフェッショナル。

また店頭で一度ご覧ください。

 

スピードマスター年表

変更点 上品番
下ムーブメント
1957年 記念すべき1stモデル
針はブロードアロー型
ベゼル39mm
ケース40mm
CK2915
Cal.321
1959年 2stモデル
針はアルファ型に変更
ベゼル40mm
ケース40mm
CK2998
Cal.321
1962年 3stモデル
針はバトン型に変更
ST105.003
Cal.321
 

1964年

4stモデル
NASAの要望を受けリューズガード付きのケースへ変更
文字盤に”Professional”の表記が始まる
ベゼル40mm 以降変更なし
ケース42mm 以降変更なし
ST105.012
Cal.321
1969年 5thモデル
ムーブメント変更
人類初の月面到着
オメガロゴが転写式に変更
145.022
Cal.861
1970年 裏蓋に”THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON”の刻印が入る 145.022
Cal.861
1997年 6thモデル
ムーブメント変更
裏スケルトンのスピードマスター発売
3570.50
Cal.1861
2014年 7thモデル
ブレスレット変更
311.30.42.30.01.005
Cal.1861
2020年 8thモデルになるかも知れませんね ←いまここ

 

こちらの表はお店にあった資料や他のものと合わせて作りましたので、少々間違っているかも知れません。
間違いがあればまた教えてください。

 

ミサキ

TEL (087)864-5225

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