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【新入荷】ブレゲ トラディション インディペンデント クロノグラフ 7077



【品番】7077BB/G1/9XV
【定価】¥9,320,400(税込)
【素材】K18WG
【ケース径】44.0mm
【ケース厚】13.95mm

ブレゲのトラディション インディペンデント クロノグラフ 7077が入荷しました。

特徴的な外観を持つトラディションに搭載された特徴的なクロノグラフ。

例のごとくYOUTUBEで動画を見つけたのでこちらもどうぞ。



このトラディション 7077は「インディペンデント クロノグラフ」というその名の通り、クロノグラフ機構と時計の動力が別になっています。

各表示について簡単に説明すると、まず時分針は12時上にあるのは既存のモデルと変わりません。
右上の扇は時計本体のパワーリザーブ、対になる左上の扇はクロノグラフのパワーリザーブです。



ケースサイズは44mmなので大きくてしかもメカメカしいですね。

ブリッジは初代ブレゲが愛用した二等辺三角形。
中心のでっかい針はクロノグラフ針なので普段はまっすぐ上を指しています。

この針は画像の通り外側のレールにまで届くくらい非常に長く、今のブレゲっぽいデザインです。



テンプは2つ。
どちらもシリコン製のブレゲヒゲで実際手に取ると、持ち上がったエンドカーブが見えます。

初代ブレゲが開発したパラシュートと呼ばれる対衝撃装置も両方に備えていて、細かいところまでシンメトリーを追求しています。




クロノグラフのスタートボタンを押すと6時位置のブルーの針も動きます。On Offです。

通常のトラディションとはまた一味違って、この7077は裏から見ても見応えがあります。

板バネを使用したクロノグラフ機構やら、大きい錨のようなアーム、上から下に向かう3つのブリッジ、クロノグラフを起動させるとその一連の動きを楽しめます。

是非店頭でご覧ください。

余談ではありますが、こういう独創的な他に類を見ないクロノグラフ機構ってブレゲ以外にもあって、この辺りの時期は結構そういうのが他ブランドからも発表されたと思います。

ところが数年経って、ふと振り返ると現在も引き続き生産している商品って実際は少ないんですよね。
商業ベースに乗らなかったり、生産コストが思ったよりもかかったりして、きっといろいろな原因で生産終了したのだと思うのですが、ブレゲはちゃんと作ってるんですよね。…まぁ、人知れず生産終了したトラディションのミニッツとかはこの際忘れることにして。

世に出した作品に対して責任を持つという姿勢、それを感じるブレゲでした。

この記事の監修者

ミサキ

見た目で選んだり仕上げに感動したり、はたまた予算で決めることもあれば目的で選ぶことも。
わずか50mm四方の中に、技術と意匠と芸術その他諸々が同居する腕時計の魅力。まさに沼。
EYE EYE ISUZU で腕時計の世界が広がります。

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