【品番】5857ST/12/5ZU
【定価】¥2,754,000(税込)
【素材】SS
【ケース径】42.0mm
【ケース厚】12.25mm
マリーンGMT 5857が入荷しました。
今年廃盤になってから数えるくらいしか入荷が無いので、多分これが最後の入荷だと思います。
チタンの5157も発売されたことだし。
この旧マリーンの何が良いかって、そりゃぁもう絶対文字盤ですね。
繊細で上品で。
何度も書きましたが、ブレゲはハンドギョーシェです。丁寧に一つずつ仕上げるから光の当たる加減でいろんな表情を見せてくれるんですよね。
この5857の文字盤に施されているギョーシェは全部で3種類。
特筆すべきは2時位置にあるデイ/ナイト表示のインダイヤルです。
この2時位置にあるインダイヤルは6時位置に表示される第二時間帯と連動していますが、6-18時は太陽の光を描くソレイユ、18-6時は静的な印象のヴュー・パニエ。
インデックスやミニッツスケールはうるさく無いように配置されていて、この辺りはブレゲらしいというか他ブランドには持っていない上品さを感じます。
クロノス読んだらギョーシェじゃなくてギヨシェでした。
ま、まぁ、ちょっと言いにくいからギョーシェで許してください。トョコレートみたいだ。
マリーン5857はGMTと銘打ってあるだけに6時位置の第二時間帯も見易く、GMTというよりデュアルタイムですねこれは。
さて、このマリーンGMT 5857は2012年に発表されました。
今年生産が終了したので販売期間は2018年までの7年間のみ。だもんで持ってる方は少ないと思います。
ケース径は42mmで着け易く、厚さは12.25mmというほど良いサイズ感。
スーツ着用のビジネスシーンからデニムを穿いたカジュアルシーンまで幅広くカバーできます。
マリーンっぽくヨットとか。
さて、ムーブメントはCal.517F。
もちろんシリコン製ヒゲゼンマイを搭載したスグレモノ。
シリコン製の巻き上げヒゲって特許の関係でブレゲ以外使っていませんが、ブレゲがそれ関連の優位性を声高に言わないおかげであまり知られていません。
振動数は28,800。
パワーリザーブを犠牲にして振動数を上げていますが72時間もあれば十分ですね。このクラスの時計では長い方と思います。
ラバーストラップが最初から付いていますが、革ストラップも1本予備で付属しています。
先ほども書きましたが、品がある上にシーンを選ばないので使いやすい良いモデルです。
それにもう生産終了なので入手できません。
何か良い時計を1本探されているお客様の為にあるようなモデルです。
マリーン5857、オススメですよ。
ブレゲ担当ミサキでした。
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