ロイヤル・アッシャーが世界にその名を轟かせたきっかけとなる出来事、それは1905年に発見された、世界最大の3,106カラットダイヤモンド原石「カリナン」のカットの成功です。
英国国王・エドワードⅦ世に献上された「カリナン」のカットは、当時、世界一のカット職人と呼ばれていたジョセフ・アッシャーに託され、見事「カリナン」のカットに成功。
9個の大きなダイヤモンドと複数の小さなダイヤモンドに姿尾変えた「カリナン」のうち、もっとも大きな「カリナンⅠ世」は、英国王室の王笏(おうしゃく)に、2番目に大きな「カリナンⅡ世」は大英帝国王冠に飾られ、英国王室の至宝として大切に保管されています。

ロイヤル・アッシャーは、ダイヤモンドのスペシャリストとして、世界中で流通しているブリリアントカット、アッシャー・カットを開発してきました。

何年もの研究と改良を重ねて2000年に誕生した革新的なスクエアカット「ロイヤル・アッシャー・カット」。また、2015年には伝統的な58面体のラウンドブリリアントカットの魅力を尊重しながらも、さらなる輝きえお求め、新たに16面のファセットを加えた「ロイヤル・アッシャー・ブリリアントカット」の開発に成功しました。どちらも合計74面のファセットから導き出される強い輝きは、他には真似のできない強く美しい輝きとして世界中から賞賛されています。