ランゲ&ゾーネ History - グラスヒュッテで創業

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グラスヒュッテで創業
 

1845年12月7日アドルフ・ランゲがドレスデン近郊の町グラスヒュッテで創業した時計工房が、高い精度を誇るザクセン時計の始まりです。工房を開いた彼は、貧困のどん底にあった地元の住民から選んだ才能のある15名の若者を優秀な時計職人に育て上げようと、訓練を始めたのでした。

 些細な過ちも許さない執拗さと、天才的ともいえる時計作りの才能を発揮して、アドルフ・ランゲはその後数年のうちにまったく新しい精密工具や計測用工具を次々と考案し、画期的な設計や製造方法を編み出してゆきます。例えば、それまで旋盤の動力源として使われていた、手で操作する弓のかわりに弾み車を取り入れて、旋盤部品の品質を飛躍的に向上させました。また、1864年にムーブメントの安定性改善のために導入した3/4プレートが、やがてグラスヒュッテで製造される時計の特徴になります。

 創業するやいなや、彼はもはや時代後れになっていた伝統の殻を打ち破ろうとします。そして、時計製造の世界を根本から改革することに全身全霊を傾けました。彼の改革のなかで特に歴史的な意義が大きかったのは、それまで使用されていた分かりにくいフランスのリーニュ(ライン)という単位をやめてメートル法を採用し、時計製造における最小単位としてミリメートルを導入したことです。

 1875年にアドルフ・ランゲは、60歳でこの世を去ります。彼が息子たちに遺した会社は、その時すでに世界に名の知られた名門企業となっていました。18年間にわたって町長も務めたアドルフ・ランゲの名を刻んだ記念碑が、1895年グラスヒュッテの町に建立されます。

 また彼は、受け石やビス、歯車、香箱、テンプ、時計の針などを製造するための工房を自ら開くことを、従業員たちの多くに勧めました。これが、グラスヒュッテに目覚ましい経済発展をもたらすことになります。

 
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