ランゲ&ゾーネ History - 伝説の誕生

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伝説の誕生
 

 アドルフ・ランゲは、1815年2月18日にドレスデンで生まれました。両親が離婚した後、頭脳明晰な少年だった彼は、親しくしていた商家に引き取られて、質の高い教育を受けさせてもらいます。ドレスデンでまだ学校に通っていた15歳のときに、フリードリッヒ・グートケスのもとに入門して、時計師になる勉強を始めました。

 1835年に優秀な成績で見習いとしての修業を終えたアドルフ・ランゲは、その後も2年間は時計職人としてグートケスのもとに留まりますが、やがてヨーロッパ各地の名匠を訪ねる修業の旅に出ます。そして行く先々で学んだことを記したのが、彼の有名な"旅の記録"で、ドイツの時計に関する文献として非常に価値の高いものです。たくさんのアイデアを胸に秘めて1841年ドレスデンに戻った彼は、グートケスの時計工房の共同経営者となって、ゼンパーオペラの有名な五分時計の製作に参加します。

 当時ロシア大公ミハイルから寄せられた礼状が今も残されています。アドルフ・ランゲが大公のために製作した複雑な懐中時計が大変気に入ったことを伝える書簡には、感謝の印として高価なダイヤモンドつきのピンが同封されていました。

 アドルフ・ランゲは、時計作りにかけては完璧ともいえる才能の持ち主でしたが、その一方で世の中の困っている人たちを助けなければならないという意識が人一倍強い人でした。エルツ山地一帯の貧困が深刻になっていく様子を見て、彼は居ても立ってもいられなくなります。自分の頭にあるたくさんのアイデアと、自ら記した"旅の記録"だけを頼りに、彼はドレスデンの名誉ある地位をなげうって、貧しいグラスヒュッテの町に移り住んだのです。

 
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